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タグ・ホイヤー カレラに新コレクション!──シンプルにして万能! たかが3針、されど3針

シンプルながら奥深いのが、 秒・分・時針のみをもついわゆる〝3針時計〟だ。タグ・ホイヤーが新たにリリースしたカレラの3針モデルは、 魅力的なデザインに加えて、老舗ならではの丁寧なディテールが際立つ新世代の万能時計となった。

2021新作 タグ・ホイヤー カレラ キャリバーホイヤー02 クロノグラフ42mm CBN2011.BA0642

カテゴリ タグ・ホイヤー カレラ
型番 CBN2011.BA0642
機械 自動巻き
材質名 ステンレス
ブレス・ストラップ ブレス
タイプ メンズ
カラー ブルー
外装特徴 シースルーバック
ケースサイズ 42.0mm
防水性能【公称】 100m
機能 クロノグラフ
デイト表示
付属品【詳細】 内箱
外箱
ギャランティー

人間工学に基づき新たに設計された42mmケースを採用した【カレラ キャリバーホイヤー02 クロノグラフ】。
ムーブメントには80時間ものロングパワーリザーブを誇る、垂直クラッチ式クロノグラフムーブメントの「ホイヤー02」を搭載。
文字盤のデザインはホイヤー01搭載モデルが縦3つ目のクロノグラフであったのに対して、ホイヤー02を搭載するこちらのモデルはバランスの良い下3つ目のクロノグラフとなっています。

TAG HEUER
タグ・ホイヤー カレラ キャリバー7 ツインタイム デイト(左)
文字盤を広く見せるため、外周のフランジを広く取ったカレラ。そこに第2時間帯表示を加えたのが本作だ。SSケース&ブレスレット、自動巻き、41mm径。¥374,000〈TAG HEUER/LVMHウォッチ・ジュエリージャパンタグ・ホイヤー〉

タグ・ホイヤー カレラ キャリバー5 デイデイト(右)
大きな文字盤と立体的なインデックスにより、視認性は相変わらず優秀だ。加えて新作では、高級感が盛り込まれた。SSケース&ブレスレット、自動巻き、39mm径。¥308,000〈TAG HEUER/LVMHウォッチ・ジュエリージャパンタグ・ホイヤー〉

老舗の本気が進化させた、 ありそうでなさそうな3針時計
タグ・ホイヤーのカレラといえば、1960年代から同社を代表する〝アイコン〟だ。このスポーツウォッチが唯一無二ともいえる個性を持てた理由は、ガラスを支える縁のベゼルという部品にある。普通のスポーツウォッチは幅を広く取るが、カレラのそれはかなり細い。そもそもは文字盤を大きく見せるための細身のベゼルだったが、結果として、カレラはスポーツウォッチらしからぬドレッシーさを備えるようになった。以降のカレラが、クロノグラフを省いたシンプルな3針を追加したのは当然だろう。スポーティだがドレッシーでもある、というデザインは、結果として、カレラというスポーツウォッチに、たんなるスポーツ時計に留まらない個性をもたらしたわけだ。

そんな定番が2021年にリニューアルされた。細身のベゼルやシャープなラグは今までに同じ。しかしディテールを詰めることによってカレラの3針モデルはいっそう魅力を増した。大きな違いは文字盤と針。インデックスの高さを増し、角の面取りを強調することによって、時間の読み取りやすさと、それ以上に高級感が増した。ディテールの詰め方はそれに留まらない。たとえば、日付を表示する窓。前作も別部品を固定していたが、新作は枠の内側の面取りがより角張り、枠の上面と文字盤は完全にフラットになった。この部分の処理だけ見れば完全にフォーマルウォッチだ。

また、文字盤と針の間隔も、ドレスウォッチ並みに狭くされた。強いショックを受けると針がたわむため、多くのスポーツウォッチは針と文字盤のクリアランスを大きく取りたがる。しかし、ドレッシーさを盛り込んだカレラの3針モデルは例外的に狭い。太い針を使うことによって、たわみにくくしているためだ。また、文字盤も下地に筋目を施したり、鮮やかなブルーを施したりと、高級時計もかくや、といった仕上がりとなった。


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